いっぷぐ話
いっぷぐ話
東日本大震災から10年
2021-03-12
昨日で、東日本大震災から10年が経ちました。
あらためて、犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
震災以降、私たちも10年間、東松島市の設備業者様よりご依頼をいただき、微力ではありますが
冬期間を中心に復興工事に携わってきました。
初めて仮設住宅工事の現場に行ったのは、2011年5月8日。
この頃はまだ、河川敷や田んぼに車やがひっくり返っているような状態で、津波で破壊された
家屋や、漁具、ガレキも散乱しており、目を向けるのも怖かったです。
工事中には、津波で家を失くされた方々が
「ここの仮設住宅はいつ頃完成する予定ですか?」
と、よく訪ねて来られてました。
私たちも『一日でも早く』という思いで、休日返上で工事に取り掛かったのを覚えています。
また、被災された方からいただいた「ご苦労様です。」のお声掛けは今も強く心に残っています。
10年経ちましたが、少しでも力になれるのであれば、これからも復興事業のお手伝いを続けて
いこうと考えております。